【東京都】全国信用協会さんが、東京新聞出前講座でまわしよみ新聞を発行してくれました!^^

【東京都】全国信用協会さんが、東京新聞出前講座でまわしよみ新聞を発行してくれました!^^ 日本全国各地から58名の信用金庫関係者が参加したとか。これで、いろんな地方の信用金庫でまわしよみ新聞が発行されたりしたら凄いですな・・・。ありがとうございますm(_ _)m

近代国民国家を作るに欠かせないのが、学校と新聞と銀行。そしてパウロ・フレイレなんかは『被抑圧者の教育学』の中で、教師が一方的な「語りかけ」である「コミュニケ(声明)」の「銀行型教育」を批判して、教師と生徒の間の「コミュニケーション(交流)」の「問題提起型学習」(Problem-posing education)を提唱しましたが、まわしよみ新聞は、まさしく、この「問題提起型学習」(要するにアクティブ・ラーニングなんですが)の実践だったりします。

近代国民国家の末期に当たって、銀行屋さんがまわしよみ新聞を発行する・・・というのは、なんだか、いろんな意味で、象徴的で、深い。銀行も変わりつつあるということなんでしょう。学校や新聞が変わりつつあるように。

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■東京新聞:全国の信金広報58人「まわしよみ新聞」に挑戦

http://www.tokyo-np.co.jp/article/education/nib/CK2016112902100008.html

全国信用金庫協会(東京都中央区)は、会員信金の広報担当者を対象とした研修会で、東京新聞記事を切り取って壁新聞を作る「まわしよみ新聞」を実施。全国の信金から集まった五十八人が挑戦した。

研修は、IT機器が情報収集手段の主力になる中、幅広い情報を一覧できる新聞に親しみながら、コミュニケーション能力を向上させる狙い。参加者は十四のグループに分かれて、関心を持った記事を切り抜いて意見を交わし、議論を深めた上で、グループごとに趣向を凝らした新聞を作った。

家計に関わる情報が詰まった「人生コツコツ新聞」や、雑談力向上に役立つ記事を集めた「信金スキルUPジャーナル」など、タイトルもさまざま。巣鴨信用金庫(豊島区)の中野エリ子課長代理は「初対面の人と短時間で会話が盛り上がった。大切な情報交換手段と感じた」と話した。

東京新聞出前講座は、企業や大学などを対象に、新聞を活用して社会人としての力を身につけてもらう内容の講座を、ニーズに応じて企画している。問い合わせは担当の榎本=電03(6910)2200、平日午前九時半~午後五時半=へ。