【兵庫県】神戸新聞さんに「まわしよみ新聞」が掲載されました~!^^ なんと夕刊1面です^^; ビックリしましたww 取材してくれた山岸さん、ありがとうございます~!m(_ _)m

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【兵庫県】神戸新聞さんに「まわしよみ新聞」が掲載されました~!^^ なんと夕刊1面です^^; ビックリしましたww 取材してくれた山岸さん、ありがとうございます~!m(_ _)m

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■神戸新聞NEXT「新聞記事囲み、みんなでワイワイ 壁新聞作り好評」

https://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201605/0009128005.shtml

 参加者それぞれが興味を持った新聞記事を切り抜き、みんなでネタを吟味して壁新聞にするワークショップが人気だ。その名も「まわしよみ新聞」。口コミや会員制交流サイト(SNS)で話題になり、飲食店や学校、お寺、公園、果ては女子会や婚活パーティーの場など、さまざまな空間を席巻。遊びながら自分の世界観を広げ、他者を理解するコミュニケーションの道具として定着しつつある。(山岸洋介)

 昨秋、兵庫県三田市で開かれたワークショップ。学生や会社員、フリーター、主婦ら20代~シニア層の18人を前に、まちづくりプロデューサー陸奥賢(むつさとし)さん(38)が「イチオシ記事を三つ以上、切り抜いて」と呼び掛けた。陸奥さんは「まわしよみ新聞」の考案者だ。

 進め方は至ってシンプル。この日も政治経済や事件、時事ネタなど硬軟さまざまな記事が切り抜かれ、議論の俎上(そじょう)に上った。〈旧国鉄の車両引退〉の写真には、シニア男性がすかさず「昔、彼女と乗ったなぁ」。〈親の介護は妻任せ?〉と問うコラムには「夫は何しとんや」「でも仕事も…」と賛否の声が飛び交った。

 切り抜く対象は記事だけに限らず、企業の広告や4こま漫画を選ぶ人も。陸奥さんは「手札を切るカードゲームの感覚で、相手を『おおー』『へー』と言わせるネタを探して」と助言した。

 会話が広がり、参加者に一体感が生まれるのも特徴だ。鉄道関係の記事を選んだ三田市つつじが丘南の男性(29)は「みんなの食い付きが良くて意外だった。関心のなかった記事も、立場が違う人の意見を聞いて興味が持てた」。

 まわしよみ新聞は4年前、喫茶店で客や店主が新聞をネタに談笑するのを見た陸奥さんが「みんなでやれば盛り上がる」と、仲間内で始めた。大阪・西成のカフェで連夜開いた企画がフェイスブックを通じて広まり、一気に普及した。

 図書館やゲストハウスの集い、ビジネス研修、大学のゼミ…。今や陸奥さんのツイッターには、兵庫県内をはじめ全国での開催情報が数え切れないほど届く。各地の“編集長”たちが集う「全国まわしよみ新聞サミット」も九州で2回開かれ、来年度には高校の教科書にも掲載される。

 「ネット時代で、関心があるニュースしか知らない『情報の偏食』が進んでいる」と陸奥さん。「他人と顔を合わせて対話や議論をする機会が減った今こそ、アナログな『まわしよみ新聞』が新鮮に受け止められている」と人気の秘訣(ひけつ)を分析している。

 ■ワークショップの流れ
(1)まわしよみタイム(15分)
4、5人のグループで新聞を回し読み。スポーツ紙や業界紙、広報紙などもOK。「これは」という記事を1人3枚ほど切り抜く。

(2)プレゼンタイム(40分)
1枚ずつ提示して「なぜ、これを選んだか」と発表。みんなでワイワイ語り合う。

(3)壁新聞作りタイム(30分)
盛り上がった切り抜きから「トップ記事」を選び、レイアウトを考えながら紙に貼り付ける。題字や日付、感想を書いて完成。