「新聞のスローフード運動」(スローニュースペーパー?)

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まわしよみ新聞はたった1枚の記事に対して

「見る」(記事を黙視して選ぶ)
「切る」(選んだ記事を切り取る)
「読む」(記事内容を読み上げる)…
「聞く」(記事に対するみんなの意見を聞く)
「話す」(自分の意見やみんなの意見について話し合う)
「貼る」(四つ切り画用紙に貼り付ける)
「書く」(感想やコメント、ツッコミ、イラストなどを書き込む)

と7つのアクションを起こします。「ひとりで新聞を広げて記事を黙視して終了」(新聞記事を「見る」だけ)に比べると、何度も何度も記事を咀嚼して、反芻して、ゆっくり、じっくりと味わう。これが結果として、新聞、メディアの醍醐味を教えてくれる。「新聞のスローフード運動」(スローニュースペーパー?)ともいえます。

いまは急ぎすぎる時代で、何度、説明しても、こうしたまわしよみ新聞の魅力はなかなか伝わらないんですが、実際にやってみれば、誰でもすぐに理解できるし「こんなに新聞、メディアってのは面白いものか!」と驚き、嵌っていく。その結果が九州まわしよみ新聞編集長の今日の隆盛でしょう。

今年の1月に西日本新聞社さんで編集長養成講座をやらせていただいて、わずか9ヶ月で、38ヶ所もの編集局ができあがっているとは思いもよらない結果でした。88箇所巡りはまだですが、現在でも「九州まわしよみ新聞編集局33箇所巡り」はできますねw 確実にまわしよみ新聞がムーブメントになっている。福岡の文化になっている。安武さん、吉田さん、二島さん、九州まわしよみ新聞編集長のみなさんのおかげです。また来年のサミットが楽しみです。この勢いでいけば一体どうなっていることか・・・。今後とも何卒よろしくお願いします。台風の中、大勢の方にお集まりいただき、本当にありがとうございましたm(_ _)m

画像は安武さんの記事より。はなちゃんが編集局長になって実施された「コドモまわしよみ新聞」。楽しそうでしたww